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エアコンの掃除から浮気調査までが仕事

何でも仕事にする便利屋は、最初ゴミの処分で有名になりましたが、エアコンの掃除、庭の草むしり、蜂の巣の撤去、犬の散歩、場所取りや順番待ちなども、便利屋の仕事です。

特殊な仕事の中には、お客様に成りすましての同伴出勤、独り暮らしの老人の話し相手、気になる相手の身辺調査などもあります。

電話1本で駆けつける便利屋は一般的な認知度も高く、個人だけではなくフランチャイズチェーンまで登場しています。

得意分野があれば時給はアップする

時給で1,000~2,000円、日給で8,000~15,000円が相場で、技術や実績が増え、1人で仕事ができるようになると時給もアップします。

便利屋を稼げるバイトにするためには経験が大切です。

便利屋を始めたころは簡単な引っ越し作業やゴミの撤去作業の手伝いなどを時給制で行いますが、それらを1人でこなせるようになれば、次第に歩合制にシフトします。

歩合制とは成果報酬ですので、仕事が早く終わるほど時給換算で得をする機会が増えますし、勤務時間に拘束されることもなくなります。

一方、便利屋のデメリットは労働時間です。
勤務時間が明確ではなく、土日のスケジュールが空いていても、2時間の仕事しかないこともあります。

逆に忙しすぎて仕事を断ることもあり、その業者によって違いが明確ですが、基本的には柔軟なスケジュールが組めるように、土日は終日空けておき、いつでも稼働できる状態にしておくのが理想です。

仕事ではそこまで高度な技術力は求められない

お客様が便利屋を頼む仕事は”自分では解決できない問題”と思われがちですが、どちらかと言うと、単純に手間がかかる”自分では解決したくない問題”が多いようです。

それゆえに副業とする便利屋では、技術的に難しいわけではありませんが、手間がかかる仕事ばかりをこなしていきます。

しかし、自分では面倒な内容でも、人のためにお金を貰って仕事をするとなると、やる気がみなぎって、意外と作業に没頭できたりします。

面倒くさい作業を代行する分、便利屋は感謝されることが多いことも、モチベーションのアップにもつながります。

便利屋で成功するには、高度なスキルが求められるというよりも、人のために喜んで雑務をこなすマインドのほうが大切になってきます。

また、便利屋は独立しやすいビジネスであり、副業で経験を積んで、グループ契約やフランチャイズに発展、固定客を獲得したりすることで独立開業へのキャリアアップも狙えます。