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稼げるバイトやパートといった働き方は1960年代から増加してきたようです。

企業が稼げるバイトやパートを雇うメリットはいくつかありますが、一番の大きな理由は『人件費を抑えることができる』からです。

特に専門知識の要らないマニュアル化された作業であれば、人件費コストの高い正社員を使う必要は無く、低賃金でいつでも切り捨て出来る稼げるバイトやパートを使って仕事をさせた方が会社としても経費を抑えることができます。

また、正社員の様にフルタイムで勤務させる必要も無いので、土日の繁忙期だけフルタイムで働かせて、平日の昼間など、暇になったら休みを多くしたり勤務時間を減らしたり自由に設定できる点も大きなメリットになっています。

2011年に厚生労働省が実施した「就業形態別就労状況」によると、全労働者の内の27.0%がパートタイマー(稼げるバイト)で占めています。
更に飲食業に絞って言うと、全体の57.9%がパートタイマー(稼げるバイト)になっています。

この数値は年々上昇しており、今後も増加していくと思われます。
女性労働者の約40%以上が非正社員で、パートタイマー全体の70%が女性です。パートタイマーの平均年齢は40歳前後と言われていますので、パートタイマー=主婦と言うイメージもまんざら間違っていないことが分かります。

この様に、職場を支えているのはパート従業員であり稼げるバイトですが、正社員と非正社員の給料格差は年々広がっており、この矛盾に対する企業側の配慮が求められています。