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施設警備員のバイトは比較的楽な稼げるバイトといわれていますが、仕事内容は、建物への入出者のチェックや巡回を行い、異常や問題の発生を防止するのが主となります。

万が一トラブルが起きた場合も基本的には警察や他の警備会社等に対応を任せる事も多いので、危険が伴うような場面は稀です。

監視の役割が強いために作業量は少ない

警備員は深夜の需要が多く、勤務先によっては「歩いている、座っている、立っている」時間帯がほとんどで、そのような仕事内容であれば意外と体への負担が少ないことが特徴です。

仮に不審者を見つけても決して捕まえる義務はなく、確認、報告、連絡が基本です。

近年の警備業法の改定により「施設警備業務」と名称が変わりましたが、仕事内容に大きな変化はありません。

日払いでも報酬を支払ってくれる

1日の収入は勤務時間に比例して、約8,000~16,000円が相場で、警備会社間での差はあまりなく、日払いで報酬が貰える会社も結構あります。

ただ、警備員は長時間労働ですので、日中より深夜に働いたほうがまとまった報酬が貰えます。
そのため、土日のイベント警備よりも深夜の防犯の警備のほうが時給は高くて人気です。

また、人と接する場面が少ないため、普段から人と接し続けているサラリーマンの中には「常に静かで居心地が良い」と感じる方も少なくないようです。

オフィスビルや商業施設などの決められた場所を巡回したり、規定の場所で門番をするため、特別な体力や護身術は求められません。

週2回の勤務でもしっかり稼げる

土日と祝日だけでも深夜でも、1日平均8時間は働きます。

夜勤なら1時間の休憩をはさんで21時~翌日6時が基本です。2日にわたって合計24時間働くこともあります。

単発仕事が可能な警備員は、警備会社によってはスケジュールに合わせてシフトを組んでくれます。
副業で警備員をするサラリーマンが多い理由は「金曜と土曜の夜だけ働きたい」といったように要望が通じるためです。

仕事を探すときは大手の稼げるバイト情報サイトで「警備員」と検索すると、融通の利く雇用先が見つかるでしょう。

常駐で見回りなどの警備員は研修が必要

常駐警備員の仕事内容は、施設内の防犯カメラのチェックをするなどの防犯や防災の監視、郵便小包の受け取り業務、施設の巡回業務が一般的です。

セキュリティーカード、IDカード、鍵の管理など、その施設ごとに業務範囲が定められた仕事も行います。
あまり人とは接しませんが、入退出管理や受付なども業務範囲です。

ただ、仕事内容はバラエティに富んでいます。通常の常駐警備員は1カ所の施設にのみ配備されますが、短期やローテションがある警備員になると、コンサート会場の誘導や、深夜は工事現場で誘導灯を振って交通整理をしたりします。

ちなみにATMの現金の受け渡しなどの現金が絡む責任が重い警備は、警備会社の正社員が行うために稼げるバイトがすることはありません。

常駐警備員のシフトが固定にできるなら、短期ではなく長期勤務でオフィスビルの宿直をしたほうが、移動時間もなく同じ業務が続くために働きやすいです。

また、常駐で見回りなどの警備員をする方は、警備業法で定められている30時間以上の研修を受ける必要があります。
始めは何でも大変ですが慣れれば待遇がいい仕事です。

さらに本気で警備員として活躍したい場合は、警備会社を通して警備員特別講習事業センターで「施設警備業務検定2級」を取得し、さらに実績を積んで1級を目指すということがキャリアアップのルートもあります。